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婚活男子料理帳 その③ これさえできれば家庭生活は何とか乗り切れる!【ご飯とお味噌汁】

今日はめちゃくちゃ久しぶりに「婚活男子料理帳」をお届けします。
IBJのプロフィールでは、女性会員は料理に関するコメントはたいてい書かれており「肉じゃが」「ビーフシチュー」「和食が得意」「市販のルーを使わずにカレーを作る」などや「お菓子作り」をアピールされている場合も多いですよね。
一方男性の場合も特別に料理好きな人を除いてまだまだ女性に比べて得意料理に関するコメントは少なめですし、「掃除洗濯はできますが料理はあまり得意ではありません」的な人が多数派のようです。
でも食べることは日常生活において基本的かつ欠かすことができないことになりますので、男女ともに最低限の料理はできるにこしたことはありません。
自分でお弁当を作っている「お弁当男子」も増えている昨今ですが、実家暮らしなどでほとんど料理に参加したことがないという男性は多いかと思いますので、今日はそんな「料理はあまり得意ではありません」男性(ひょっとしたら女性も)に向けて「ぜひともマスターしてほしい基本のメニュー」をたったふたつだけ、ご紹介しますね。
ひとつめは「ご飯を炊くこと」です!
「ご飯を炊いたことがない」、「ほとんど炊いたことがない」という人は実は案外多いです。特に実家暮らしでお母さんが毎日料理をしてくれる、という方は当てはまります。
ご飯を炊く、ということが料理といえるかどかうかは置いておいて、せめてご飯は炊けるようになりましょう。
以下に「最も簡単なお米の炊き方(炊飯器早炊きコース)」の手順をご説明します。
1.お米を測る
計量カップ1杯分が1合(150g)です。計量付きの米びつがない場合は計量カップで測ります。
2.お米を研ぐ
炊飯器の釜にお米を直接入れて水を入れ、手で手早くシャカシャカ20回くらいかき回すと水が白く濁ってきますので、お米が流れないように手で押さえながら一旦水を捨てます。水を切った状態で再度手で再度10回くらいシャカシャカかき回してから、再度水を入れてやさしくかき回し、水を捨てます。この時点で最初より水の濁りは薄くなっています。「研ぐ」というと力任せにギュッギュッとお米をこする人がいますが、お米の粒が割れない程度の力加減で十分です。また水は全くの透明になる必要はありません。
3.水を測る
炊飯器のメモリのところまで水を入れます。
(炊飯器によっては炊き方のコースによってメモリの位置が異なるので注意!)
4.スイッチポン
「早炊きコース」に合わせてスイッチポンします。
5.3~40分程度(炊飯器による)で炊きあがりますので、ふたを開けてしゃもじでご飯をほぐします。
「炊き立て土鍋ご飯」に特別なこだわりがない人であれば以上で十分。現代の炊飯器の機能はすばらしく、早炊き機能でも十分おいしくご飯を炊いてくれます。
新米だから水を控えるとか余計なことは考えず、まずは炊飯器の取説通りやってみてください。何度か繰り返すうちに好みの水加減も決まってきます。
一度にどのくらいの量を炊けばいいか、という問題もあるかもしれません。
1合でだいたいお茶碗2杯分強くらいです。ご飯を冷凍することに抵抗がないのであれば多めに炊いておいて、残りは小分けラップなどで冷凍しておいて、食べるときレンチンすればまた美味しく食べられます。
ふたつめは「お味噌汁」です‼
お味噌汁の作業工程は「具を切る」⇒「出汁(だし)を取る」⇒「煮込む」⇒「お味噌を溶かす」となりますが、今日は「玉ねぎとわかめの味噌汁」の手順を紹介です。
1.2杯分だとすれば中くらいサイズの玉ねぎであれば半分くらいを使用します。皮をむいて半分に切った玉ねぎをさらに縦に半分に切り、5mmくらいに切っていきます。
2.お湯を沸かす。蒸発分も計算に入れて2杯分なら味噌汁のお椀に3杯分の水を入れるとよいですよ。
3.顆粒だし(「だしの素」代表的なのは味の素の「ほんだし」と切った玉ねぎを鍋に入れます。「ほんだし」の場合、味噌汁2杯分であれば1袋の半分くらい入れます。入れるタイミングはお湯が沸いていなくても入れてしまってOKです。
4.お湯が沸いたら火を少し弱めて(中火)3分程度玉ねぎを煮ます。乾燥カットわかめを入れて1分くらいで火を消します。
5.お味噌は火を止めてから溶かします。2杯分であればお玉に半分程度を溶かしてみて、味を見て好みの味に調えます。
ご飯と違って味噌汁は野菜を切る、煮る、という工程がありますので、マスターすればだんだんと料理へのハードルが下がってまた違う料理にも挑戦することができるかもしれません。スーパーでは既にカットされた「カット野菜」も売っていますし、だし入りのお味噌も売っていますから、そういったものを利用するとさらに工程が減らせます。お味噌汁は具を多めに入れるとおかずの1品としても成立しますし、豚肉の入った豚汁などは主役のおかずにもなり、なかなか応用の幅が広い料理なんです。
私の友人の旦那様も結婚前このふたつをやったことがなく、友人はびっくりしていましたが、今では立派にできるようになっているそうですよ。
ご飯とお味噌汁さえあれば、あとはお刺身やとんかつなどメインとなるおかずを買ってきても晩御飯メニューが整いますので、とても便利。
パックご飯やインスタント味噌汁という便利なものもありますが、毎日の食事に使うとなると費用や栄養面であまりメリットは感じられません。非常時などに上手に使い分けできればいいのですよね。(^^;