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2021 / 08 / 19  17:43

好きになってくれる人、好きな人、どちらが幸せになれる?

好きになってくれる人、好きな人、どちらが幸せになれる?

 

婚活をしていて、「思う人には思われず、思わぬ人から思われて。。。」という経験をしている方も多いと思います。

 

先日も会員さんの活動サポートでそのようなことを色々考えていたところ、ふと、私が昔に読んだ大好きな萩尾望都さんの漫画で「ゴールデンライラック」という物語を思い出しましたので、少しご紹介したいと思います。

 

物語の舞台は第一次世界大戦のイギリス、裕福であった主人公の少女は、事情があって同居していた親戚筋の少年と相思相愛の恋心を抱いていました。

しかしある日父親の事故によって家業が傾き一気に一家は貧乏になってしまいます。

少女は会員制のクラブで踊り子となって一家の経済を助けます。そこでそのクラブで出会った一回り以上も年上の男爵の求婚を受け、少年に心を残しながらも経済的事情で結婚を決めてしまいます。そのまま少年は大人になり空軍の飛行機乗りになってしまうのですが、その後少年の戦死の知らせを受け、少女は泣きながら男爵に告白します。

 

「あなたを一番好きなわけでなかったのに結婚してしまった。」と。

男爵はこたえて言います。

「そんなことはいい。自分は一番好きなんだから。」と。

 

この先から、二人の絆は深まりお互いを尊敬し合いながら穏やかなパートナーシップへと変化していくのです。

 

結婚のお相手に「自分を好きになってくれる人」と「自分が好きな人」どちらが幸せになれるかよく議論になりますが、結果として「どちらも大切で大好きな人」になっていければ最高ですね。

そのうち「私の方があなたのことをいっぱい好き!」「いいや僕の方が君のことをもっと好き!」という議論に発展しますよ。。。!

 

「ゴールデンライラック」の物語はこの先もさらにドラマチックに展開していくのですが、ネタバレにならない程度に我慢しておきますね。

ご興味のあるかたは是非お読みになってみてください。(^^♪

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